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昭和33年頃、父親に良く連れられて後楽園球場に行った(開場1937年~閉場1987年)読売巨人軍に立教大学から長嶋茂雄さんが入団したからだ。もともと巨人ファンである親爺は一段と球場通いが続いた。私はそんなに野球に興味はないが、何しろ球場内の「ホットドック」が最高のプレゼントであった。ソーセージが大きく、玉ねぎ入れ放題。野球が終われば隣の遊園地でジェットコースターに綿あめ。野球見物の定番であるから、ときどき母親もついてきた時には途中抜け出して、遊園地によくいった。野球は何時に終わるかわからないからだ。そうやって、西武園にも行った。同様に西武ライオンズの応援と西武園でのゴーカートが楽しかった。親爺も子供をつれだせば母も文句言わないので必ず私をひきまわした。お蔭さまで興味のなかった野球に中学入学したときには野球部に入ったくらいだ。後楽園も西武球場も家族が楽しめる施設がある。一方サッカースタジアムはどうか?埼玉スタジアム2002、鹿島スタジアム、横浜スタジアム、どこもサッカー一色。サッカー観戦以外は来ないで結構ですって言った感じである。これでは家族を連れていけない、そういったエンターテイメント性がサッカースタジアムには全くない。大阪にできた吹田サッカースタジアムに多少期待している。サッカーに興味のない奥様も楽しめる、お子様もサッカーに興味をもってもらえる、父親が無理やり連れださなくても、喜んだついてくるような「ボールパーク」(大リーグではスタジアム周辺もあわせてエンターテイメントをそう呼んでいる) の建設を考えてほしいものだ。2002年から全く周辺施設が改善されてない、埼玉2002スタジアムには本当にがっかりした。