NPO
2019年12月、中華人民共和国の湖北省武漢市で肺炎患者の集団感染が発生しました。いわゆる 「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」は1月16日国内で初めて患者が発見され、2月1日には「指定感染症」に指定されました。3月末日現在、世界に爆発的に広がった新型コロナウイルスは、東京都知事の「緊急会見」(3月25日)までに発展しており、当NPO事業部は本件の事象を重く受け止めており、選手・スタッフ、ご家族並びに関係者の皆様の安全と安心を確保するためにも、2月27日~3月31日までの期間限定において発令した当クラブ指針を継続して4月30日まで、大きな変動がない限り、継続いたします。
NPO法人エリースフットボールクラブ 感染対策
以上
補足:
ウイルスと人類の戦いは終わりがなく、ウイルスの変異する能力に、発達した化学技術の今日でも相当なる厳しい現実がある。2003年中国で発生した「SARS:severe acute respiratory syndrome 」(重症急性呼吸器症候群)は、今になっても「ワクチン」が開発されてない現状を鑑み、新型コロナウイルスの対応については、現在 最も可能性の高い4種類の治療薬を使用して対応しているが、まだまだ先は長いように思える。一方季節性インフルエンザもコロナと同様に発症の形態が似ているが、今のところ別のカテゴリーに位置つけされている。年間国内で1千万人が感染し、1万人の方々が亡くなられている。実は、インフルエンザの方が致死率は低いが(0.1%)多くの命を奪っている現実も忘れてはいけない。新型コロナウイルスも遠い先には、インフルエンザと同様の経緯をたどるものと推測するが、そこまでのこの数カ月は最もきつい時期である。我々はウイルスを侮ってはいけないが、恐れすぎてもいけない。社会生活と経済活動を維持しながら、この難局を乗り越える知恵と分別を、日本人はもっている。
令和2年3月30日
NPO法人エリースフットボールクラブ
代表・会長 小宮敏裕