NPO aries FOOTBALL CLUB

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2020.05.31

NPO

新型コロナウイルス感染拡大におけるNPO事業指針4

2019年12月、中華人民共和国の湖北省武漢市で肺炎患者の集団感染が発生しました。いわゆる 「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」は1月16日国内で初めて感染者が発見され、2月1日には「指定感染症」に指定されました。5月26日現在での、日本における感染者数は16,662人、死者860人であります。お亡くなりになられた方、ご家族には心よりお悔やみ申し上げます。退院者数は13,810人、医療現場での凄まじい対応と努力が続いております。医療関連に従事されている方々には感謝しかありません。政府は5月25日付けにて、「緊急事態宣言」を全面解除いたしました。それに倣い、都政もステップ1の段階で対応するよう発表がありました。いよいよ、全面解禁に向けて国中が動きだしましたが、時期と内容については、それぞれの賛否がありまして100%の回答はありません。当NPO法人エリースフットボールクラブは、当面様子を伺いながらの対応となります。6月中は継続してNPO事業部内での「内部自粛規制」を実施いたします。情勢を鑑みながらの7月本格的なスタートができればと考えております。選手・スタッフ、ご家族並びに関係者の皆様の安全と安心を確保するためにも、6月30日までの30日間は、下記の感染対策を実施してまいります。

 

  1. NPO法人エリースフットボールクラブ 感染対策(Vol.4)
    1. NPO事業主催の会合・会議・懇親会等の主催を原則禁止とする
    但し、不要・不急を除いての会合等は「3密回避」の厳守にて対応可とする。
    2. 公式戦・練習試合・練習等の活動は各チームGM指揮に委ねる
    但し、NPO発信の「感染対策行動指針」並びに「感染対策発症対応」を遵守する
    3. 個人での自己判断・自己責任での活動については、本人の意思に委ねる
    4. 本指針は当面6月30日までとするが、社会情勢・当クラブ所属関係者の情勢により変更する場合がある。
    5. 情勢の変化は予測し難いが、7月1日より全面的に活動開始を目指していく。

以上

補足:
新型コロナウイルス感染対策においては、多くの国民が対応に苦慮している中、現状5月25日現在にて、東京都においては、5,160人の陽性感染者が発生し、288人の尊い命が奪われております。以下山本太郎教授の記事を引用いたします。
「人々に感染するコロナウイルスは、今回の新型で7種類目になります。4種類は日常的に感染する風邪のウイルス。風邪の10~15%はこれらが原因です。残り二つが、今世紀になってから現れた重症急性呼吸器症候群(SARS)と、中東呼吸器症候群(MERS)です。他にも1976年のエボラ出血熱、81年のエイズなど、新たな感染症が次々に出現。環境破壊や地球温暖化の影響が指摘されています。歴史的にみても感染症の根絶は容易ではありません。スペイン風邪は、第2波で致死率が10倍になりました。今回のウイルスも分かってないことが多く、予断をゆるしません。」

(長崎大学熱帯医学研究所国際保健学分野教授 山本太郎氏) 、

世界的にも、収束の傾向に見られますが、第2波が押し寄せてくる可能性も否定できません。そこでの踏ん張りどころが大事です。精神的にも肉体的にも辛い時期を、クラブ全員で励ましあい、乗り切りましょう。

2020年6月1日
NPO法人エリースフットボールクラブ
代表・会長 小宮敏裕